あの日を思い出して。

諦めの悪い方です。ゆっくりやっていこう

曇り

「私は踊る、されど進まず」

 

ワルツを踊りましょう

一人きりで

人形のように疲れを知らず

朝から晩まで季節が何度繰り返されても

 

帰りに食べた胡桃の菓子に

ひとつまみ涙を添えて

帰ってこない日々をかじっていく

 

いつか

言葉も発しないときが来るでしょう

そのまま事切れたら

切り開いて

ずっと解放されたかったから

 

綺麗事で着飾って

気の利いた冗談が煌めく宝飾を振りかざし

この世のお祭り騒ぎを関係者席から眺めておいで

やいやい騒がずとも人目に触れて

エグイ言葉が一人歩き

 

だからワルツを踊りましょう

爪が剥がれるまで

足首が取れてしまうまで

聞き覚えのある泣き声が聞こえたら

その喉を取ってしまえ

 

ただ殻を割って

中身を食べる事なく

あなたにあげるのが

私の仕事