あの日を思い出して。

諦めの悪い方です。ゆっくりやっていこう

胸いっぱいの一輪の花

あなたが生まれた日から一日一輪花を見つけるよ

枯れてても 萎れそうでも

花は花だから

もう一度会えるまでに必ず一輪は見つけるよ

 

私は花の咲かない所で生まれた子

凍った雨粒が降り注ぐ季節の落とし子

暖かい実の中で私と外界を繋ぐ蔦が私の首を縛っても

「生まれたい」って叫んで呼吸を始めたんだ

 

一面の真っ白な世界に存在し始めた真っ赤な花の蕾のように

たった一つだけ願い事を叶えてもらえるとしたら

あなたは何を願いますか?富・名声もしくは愛?

私はその願いをかなえるよ きっと受け入れるから

いつか教えてね

 

あなたが一つ口遊むと私はあなたの生存確認リストを更新する

そして安心したかと思えば少し淋しくなってしまう

わがままでゴメンね

やっぱり心許ないよ

この季節は花が咲かないから

 

もう一度 手を繋げれば それでいいよ

遠慮がちに空想してみる

 

空の青が灰がかっていく

空気が澄んで呼吸が可視化するよ

空っぽの淋しさに当てはまる欠片

 

遠い群青に虹色の粒が光りだす頃

温かいコーヒー また飲めたら良いね