あの日を思い出して。

諦めの悪い方です。ゆっくりやっていこう

人差し指を合わせよう

友達の証だよ。

そんな映画が大好きで、はしゃぐとついやってしまうクセみたいなもの。

 

ねぇ何が見える?

っていう私に、無言ではあったけど驚いていたのは実は気づいてた。

 

帰らなきゃ。

弟と同居してたからね。あまり心配はさせたくなかったの。

 

 

 

本当のこと、ごまかしたこと、いくつかあったけど

君はどれだけ気づいてた?

 

 

 

君の生まれがあそこじゃないことは気づいてたよ。

私は誕生日と家のありかをごまかした。かもね。

 

全部本当のことを言えなくてごめん。

本当のこと言うとね、とか言ってもどこまで本当か信じてもらえないと思うけど

捨てられても傷つかないための予防線を敷いてたんだ。

最後、君から逃げたとき、私はそんなこと忘れてまっすぐ家まで帰った気がする。

君の家が遠くなってくほど涙が出てきて、どうやって家にたどり着いたのか

今でもあまりよく覚えていない。

 

昔住んでた家にね

落書きされて綺麗な髪の毛もザクザクに切られた人形があってね。

大好きな人形だったんだ

でも、私もそうなるかもしれないって記憶に焼き付いてた。

 

だからというわけじゃないけど、大切にしていたものがそうじゃなくなった時って

そんな風になるのかなって思ってたから

…気持ちよくて死にそうになるのだって、知らなかったくらいの世間知らずは

もう捨てられないようになりたかったんだ。

 

悲しかったよ。