あの日を思い出して。

諦めの悪い方です。ゆっくりやっていこう

あめせん

南部せんべいに水あめをぬったお菓子。

子供のころ、母方の祖父母の家でよく食べていた。

じいちゃんの弟が送ってきてくれたのだという。

私は水あめが食べたくて、でもそれだけ舐めるわけにもいかないので

そのせんべいに山のように盛り付けて食べていた。

 

両祖父母の家に行けばお腹がすくことはなかった。

 

電話番したり、螺をつまんだり、昆布干したり、リヤカーに乗っかって畑を見たり

怒られて時々げんこつもらう日も楽しかった。

 

退屈な野球や相撲を見ながら、子牛に乳をやり、寝坊してすまきにされたり

ショベルカーの運転を教えてもらうのも楽しかった。

 

楽しかった日々。

今は楽しくないかと言われれば、もちろん楽しい。

でも、お腹がすく。

どんなにおいしいものを食べたり満腹になっても、お腹が空いてしまう。

お腹がすくと、本当にお腹が空いていた時を思い出す。

そして、ちょこっとさみしくなって、頑張ろうと思う。

 

でも、今日はあめせんを20年ぶりくらいに食べたので

そこまでお腹空いてないかもしれない。