あの日を思い出して。

諦めの悪い方です。ゆっくりやっていこう

雨音とまどろみ

「らきすと」

 

私を包むあの香りは 今日もジャケットの中

チョーカーとクロスのネックレスには 忘れられない過去があって

ベティは毎日それを付けている シャワーの時も眠る時も

 

空腹でうなだれていたら どっかのストリートミュージシャン

やさしく激しくギターを鳴らす 私の飢えを癒すように

そしたらなんだか泣けてきて ギターの音しか聞こえなくて

何度か睨むもおかまいなし

あの時からだろう「声を聞きたいの」

 

今あなたは誰といますか?誰の声を聞いていますか?

撃たれるように浴びせられた あの音を誰に聞かせているの?

割ることのできない数字をあげるから もう一度 今度は

 

あれから私は何もかもあきらめ そしてまた希望を見た

電子のラッキーが出ればいいのにとボヤきながら

ベティは今日も浮気タバコ 起きてから飽きるまで

 

自棄で声をあげていたら どっかの同じヤツが

あっけらかんといやらしく声をかけてくる あなたも飢えてるの?

そしたらなんだか好きになりそうで やめてほしいのにやめてほしくなくて

何度か混乱するもおかまいなし

あの時からだろう「ねぇ歌って」

 

今あなたは誰といますか?どんな声を出していますか?

飄々としたトゲで 今誰を責め立てているの?

 

きっとあなたもその一人でしょう?

この国中の女の子が「私に歌ってる」と錯覚する魔性のうなりは

気づいた瞬間 奥深く刺さってて 抜けないの

これで死ねたらいいのにね

 

私はまだ生きてる 生きていたい

忘れることが生きていく上で必要だったら

ブッ壊れても覚えていたい