あの日を思い出して。

諦めの悪い方です。ゆっくりやっていこう

跪く研修生

ある初夏の日。

真っ白な半袖のシャツ、よく日に焼けた肌、黒のスラックス。

その姿が2つ。

そのうちの1つが、得体の知れない圧力に支配され、跪いた。

 

 

少女が少年に素肌を預ける姿を目の当たりにした時

研修生は鍵を掛け、振り切れそうな自我を諌める

 

少女は記憶と身体を少年に分け与え

少年は丁寧に貪りながら研修生を挑発し

研修生は呼吸もままならないまま少女に魅入る

 

そうでもしないと生きていけない2人は

彼の理解の外側にいて

彼の衝動が理性に勝りその場で果ててしまっても

日常の1つとして何を言うことはなかった

 

研修が終わる頃

彼は罰を受け罪を償う日を迎える